こけつまろびつ中国語

星期四, 七月 14, 2005

中国語ジャーナル8月号

中国語ジャーナルの8月号を購入。小田空さんが、「中国で道を渡るとき、いつも思い出すのがスペインの闘牛士」と書いていたのを読んで、 中国の交通事情に思いを馳せました。

そうそうそう、中国に行って何が恐いと言って、道を渡るときほど恐いものはありません(やったことないけど、多分、車 を運転するのはもっと恐いでしょう)。なにせ、中国には交通ルールが、歩行者用に 1つ「車にぶつからないように歩く」、自動車用に 2 つ「歩行者にぶつからないように走る、他の車にぶつからないように走る」の 3つしかありません(ウソ)。この前、哈尔滨に行ったときにも、駅前の片側4車線はあろうかという大通りを妻の親戚に連れられて、車の間を縫うようにして テクテクと渡る体験をしました。車にひかれなかったのは、日頃の行いの良さがなせる業だったと言えましょう。

それでも、小田空さんによれば、最近の北京では「交通协管」なる交通秩序管理員が信号の使い方、守り方を 指導しているそうです。う〜ん、ようやく中国にも近代的な「交通規則」が導入されたと言うべきか、古き良き「渡ったモン勝ち、轢けるものなら轢いてみろ」 の中国らしさが失われつつあると言うべきか...。