こけつまろびつ中国語

星期五, 二月 17, 2006

謎解き中国語文法

相原茂著「謎解き中国語文法」読了。

相原先生の「はじめての中国語」のノリで読み始めたら、全然違いました。新書とは思えない本格的な中国語の文法書、というか中国語文法研究者のための、論文サマリといった感じです。うんうんと頷けるところも多いのですが、大半は難しくてよく判らず。もうちょっと上達したら、また読み返したいと思います。

中国語は、英語と違って文法理論研究の歴史が比較的浅く、いわゆる学校文法とか受験文法とか言われるものは存在しないようです。言語のいろいろな使われ方を様々な研究者が様々に解釈して、「文法」としての解釈をいま正に構築中といった感じで、そういう「中国語文法」の一面を見れたという意味では、非常に面白い一冊でした。次に生まれ変わったときには、中国語研究者になるも面白いかもしれません。

謎解き 中国語文法